【商品名】
パンラクミン プラス 120錠
【改定年月日】
2011年10月
【添付文書の必読及び保管に関する事項】
使用前にこの説明文書を必ずお読み下さい。
また、必要な時に読めるよう大切に保管して下さい。
【薬効】
整腸薬
【リスク分類】
第三類医薬品
【作用と特徴】
本剤に配合された緑麦芽由来の植物性の乳酸菌『ラクボン』と『納豆菌』が、キレイな腸内環境をつくり正常な腸の状態に改善します。
【使用上の注意】
<相談すること>
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
(1)医師の治療を受けている人
(2)次の診断を受けた人
甲状腺機能障害
(3)抗凝血剤「ワルファリン」を服用している人
2.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
便秘
3.2週間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
【効能・効果】
整腸(便通を整える)、腹部膨満感、便秘、軟便
【用法・用量】
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
15歳以上・・・3錠・・・3回 食後に口中で溶かすか、またはかみくだいて服用して下さい。
11歳以上15歳未満・・・2錠・・・3回 食後に口中で溶かすか、またはかみくだいて服用して下さい。
5歳以上11歳未満・・・1錠・・・3回 食後に口中で溶かすか、またはかみくだいて服用して下さい。
5歳未満・・・服用しない
<用法・用量に関する注意>
1.用法・用量を厳守して下さい。
2.5歳以上の幼小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させて下さい。
【成分・成分量】
9錠中
成分・・・分量・・・作用
有胞子性乳酸菌(ラクボン原末)・・・30mg・・・乳酸菌の胞子を製剤化したもので、安定性がよく、服用後は腸管内で繁殖して腐敗菌等の悪玉菌の増殖をおさえ、整腸作用を発揮します。
納豆菌末・・・10mg・・・胃酸に強く、生きたまま腸まで届き、善玉菌を増やし、悪玉菌をおさえます。
沈降炭酸カルシウム・・・450mg・・・出すぎた胃酸を中和し、胃の不快感をやわらげます。
添加物:乳糖、エリスリトール、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、香料、バニリン、エチルバニリン
【保管及び取扱い上の注意】
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管して下さい。
(2)小児の手の届かない所に保管して下さい。
(3)他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わります)
(4)ぬれた手で取り扱わないで下さい。水分が錠剤につくと、表面が一部溶けて、変色又は色むらを生じることがあります。また、ぬれた錠剤をビンに戻すと他の錠剤にも影響を与えますので、戻さないで下さい。
(5)ビンの中の詰め物は輸送中の錠剤破損防止用ですので、開封後は捨てて下さい。
(6)表示の使用期限を過ぎた製品は使用しないで下さい。また、一度開封した後は、品質保持の点から6カ月以内に使用して下さい。
(7)箱の「開封年月日」記入欄に、開封した日付を記入して下さい。
【その他記載事項】
《パンラクミン プラスはこんな時に》
整腸 便秘 腹部膨満感
おなかを元気に
パンラクミン プラスの有胞子性乳酸菌とは
パンラクミン プラスの乳酸菌は、Bacillus coagulans(ラクボン菌)という名の「胞子」を形成する「有胞子性」乳酸菌です。胞子を形成しない乳酸菌と比べ、熱や酸に安定で、胃酸によるダメージも受けにくく、また保存中に生菌数が減少することもなく、腸内でよく繁殖するというすぐれた性質を持っています。
私たちの腸内には腸内細菌叢と呼ばれる様々な種類の細菌が無数に存在します。お腹の冷えや食事等の影響により、腸内細菌叢のバランスがくずれると下痢や便秘をおこすことがあります。有胞子性乳酸菌は腸内で乳酸を産生することにより、有害な腐敗細菌群の増殖をおさえ、腸のはたらきを整えます。ひいては私たちの健康維持に役立っているのです。
ラクボン菌は、酸と熱に強い胞子の乳酸菌です!
腸内でめざめて仲間を増やし、悪い菌をやっつけます!
【問い合わせ先】
本品についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願い致します。
第一三共ヘルスケア株式会社 お客様相談室
電話番号・・・03(5205)8331
電話受付時間・・・9:00〜17:00(土、日、祝日を除く)
住所・・・東京都中央区日本橋3-14-10
メーカーHP URL・・・http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/
【製造販売元】
日東薬品工業株式会社
京都府向日市上植野町南開35-3